2011年5月4日水曜日

鍛造で作る、鉄の靴べら

今日も、[OZONEクラフトマーケット出展者blog]からの転載です。

こんにちは、Metal NEKOです。
いよいよ出展まで、あと2日となりました。

今日は、ちょうど丸棒一本から叩き上げて作る靴べらが出来ましたので、どうやって作っているかも交えてご紹介します。

昔から、「鉄は熱いうちに打て」という言葉がありますが、普段はとても硬い鉄も、赤く熱した状態ではとても柔らかくなります。
赤く熱して柔らかなうちに、ハンマーで叩いて広げたり、細めたり、曲げたり・・・といった加工を行います。
鉄を打ち鍛えて作る、いわゆる「鍛造」です。

鉄を熱するには、ガスバーナーやコークス炉を用います。
鉄が熱されて赤く色づき始めるのが、だいたい500~600℃くらいで、温度が上がるにつれてしだいに暗い赤から明るい赤、やがてオレンジ、黄白色へと近 づいていきます。この時で1000℃くらい、やがて溶け始めてしまいますので、その前に、そして柔らかいうちにすばやく、形作っていきます。

叩く方向や叩き方を変えることによって、横に平らに広げたり、細く伸ばしていったり。
そうやって、丸棒一本から、靴べらの完成です。

この靴べらは、漆の焼付け仕上げ。
持ち手の部分には、革紐を巻いてあります。

お使いの方からは、「適度な重量感も良くて、肩たたきにも重宝しているんですよ」との、作り手からするとなんとも微妙なコメントを頂いたことも。
ぜひお手にとって、その使い心地や質感など、お確かめ下さい。


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